事業所名 ブロッサムジュニア 春日野教室
支援プログラム 作成日 2025 年 2 月 3 日 株式会社musubisystem
Blossomジュニアかすがの教室
理念 えがおで咲かせる、ひとりひとりの「できるよろこび」 営業時間 9時00分から17時 支援方針 ・集団療育プログラムのほかに、個別療育プログラムを用意し、その日の「出来た!」を連絡帳で見える化(感覚統合・SST・知育・運動・ごっこ遊び等多岐にわたります。)
・他者のかかわりを重点に、コミュニケーション能力やルールを吸収する力を充実させます。
・音楽や体操、絵本などの遊びを通して情操を豊かにします。
・「サービス」ではなく「ホスピタリティ」でお子様に寄り添います。
送迎実施あり |
ねらい 支援内容 具体的な活動や支援内容 本人支援 健康・生活 (a)健康状態の維持・改善
(b)生活のリズムや生活習慣の形成
(c)基本的生活スキルの獲得 (a)健康状態の把握
健康な心と体を育て自ら健康で安全な生活を作り出すことを支援する。また、健康状態の常なるチェックと必要な対応を行なう。その際、意思表示が困難であるお子さまの障害の特性及び発達の過程・特性等に配慮し、小さなサインから心身の異変に気づけるよう、きめ細かな観察を行う。
(b)健康の増進
睡眠、食事、排泄等の基本的な生活のリズムを身に付けられるよう支援する。また、健康な生活の基本となる食を営む力の育成に努めるとともに、楽しく食事ができるよう、口腔内機能・感覚等に配慮しながら、咀嚼・嚥下、姿勢保持、自助具等に関する支援を行う。さらに、病気の予防や安全への配慮を行う。
(c)リハビリテーションの実施
日常生活や社会生活を営めるよう、それぞれのお子さまに適した身体的、精神的、社会的訓練を行う。
(d)基本的生活スキルの獲得
身の回りを清潔にし、食事、衣類の着脱、排泄等の生活に必要な基本的技能を獲得できるよう支援する。
(e)構造化等により生活環境を整える
生活の中で、さまざまな遊びを通して学習できるよう環境を整える。また、障害の特性に配慮し、時間や空間を本人に分かりやすく構造化する。 来所時に体温測定を行い、健康状態を確認します。始まりの会では、健康状態や気持ちの表現を質問し、言葉やイラストを選んで自分の気持ちを表現できるよう促します。困り感がある際は、気持ちの絵カードや言葉のモデルを示し、自分で表現できるよう支援します。また、日常生活に必要なスキル(食事、排泄、着替えなど)の習得を支援し、教室の日課に慣れ、生活リズムを整えるよう配慮します。(作業療法士が、姿勢や動作の改善に関するアドバイスを行います。)
【共通】
・水筒やお弁当、筆箱やプリント類をロッカーや所定の場所に入れるだけでなく、使用後に元の場所に戻すよう声掛けを行う。
・ランドセルの中を確認し、プリント類が整理整頓されていない場合は一緒に連絡袋に片づけることを習慣化する。 運動・感覚 (a)姿勢と運動・動作の向上
(b)姿勢と運動・動作の補助的手段の活用
(c)保有する感覚の総合的な活用 (a)姿勢と運動・動作の基本的技能の向上
日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善及び習得、関節の拘縮や変形の予防、筋力の維持・強化を図る。
(b)姿勢保持と運動・動作の補助的手段の活用
姿勢の保持や各種の運動・動作が困難な場合、姿勢保持装置など、様々な補助用具等の補助的手段を活用してこれらができるよう支援する。
(c)身体の移動能力の向上
自力での身体移動や歩行、歩行器や車いすによる移動など、日常生活に必要な移動能力の向上のための支援を行う。
(d)保有する感覚の活用
保有する視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分に活用できるよう、遊び等を通して支援する。
(e)感覚の補助及び代行手段の活用
保有する感覚器官を用いて状況を把握しやすくするよう眼鏡や補聴器等の各種の補助機器を活用できるよう支援する。
(f)感覚の特性(感覚の過敏や鈍麻)への対応
感覚や認知の特性(感覚の過敏や鈍麻)を踏まえ、感覚の偏りに対する環境調整等の支援を行う。 体操などを通して、日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動能力の向上を目指します。
サーキットなどの異なる運動や動作を組み合わせた活動を通じて、筋力、持久力、柔軟性などの運動能力を高めます。注意して取り組んだり、集中して取り組めるような環境を整え、楽しく取り組めるよう支援を行います。
色や形の異なるブロックや絵本などの教材を用いて、視覚的に理解する力の向上を促します。
様々な楽器や音を使った活動、リズムに合わせて体を動かしたり、音を聞き分けたりする活動を通して、楽しい活動の中で聴くことや聴いて理解する力を促進します。
【共通】
・バランスストーンやトランポリン、バランスボールなどを使ってバランス感覚や体幹を鍛える。
・姿勢保持が課題の児童には、足元にバランスクッションをおいて刺激を与えて姿勢保持に繋げたり、ボディイメージが課題の児童にはシールを衣服に貼ってつけられた箇所を探ったり、シールを剥がすなどの活動を行う。
・集団療育では制作を通じた微細運動、しっぽ取りやボール投げを通じた粗大運動に取り組んでいる。 認知・行動 (a)認知の発達と行動の習得
(b)空間・時間、数等の概念形成の習得
(c)対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得 (a)感覚や認知の活用
視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分活用して、必要な情報を収集して認知機能の発達を促す支援を行う。
(b)知覚から行動への認知過程の発達
環境から情報を取得し、そこから必要なメッセージを選択し、行動につなげるという一連の認知過程の発達を支援する。
(c)認知や行動の手掛かりとなる概念の形成
物の機能や属性、形、色、音が変化する様子、空間・時間等の概念の形成を図ることによって、それを認知や行動の手掛かりとして活用できるよう支援する。
(d)数量、大小、色等の習得
数量、形の大きさ、重さ、色の違い等の習得のための支援を行う。
(e)認知の偏りへの対応
認知の特性を踏まえ、自分に入ってくる情報を適切に処理できるよう支援し、認知の偏り等の個々の特性に配慮する。また、こだわりや偏食等に対する支援を行う。
(f)行動障害への予防及び対応
感覚や認知の偏り、コミュニケーションの困難性から生ずる行動障害の予防、及び適切行動への対応の支援を行う。 買い物や料理を通じてお金の使い方や計算、時間の管理などを学ぶ機会を提供します。絵本や歌、パズル、時間を計るゲームを使い、楽しみながら空間・時間、数の概念を学び、深めます。お子さまが自ら問題を解決する機会を与え、教材や教具を用いて視覚的に理解しやすい支援を行います。
【共通】
・感情のコントロールができるように順番や交換、「貸して」と言葉で伝えるなどの手立てを練習する。
・一対一で練習することで、「貸して」と伝えたら必ず貸してもらえる環境や少し待てば順番が回ってくる環境の中で練習を行い、言葉で伝えるスキルや相手のタイミングに合わせる。先の見通しを立てて順番を待つ等のスキルの定着を図り、感情のコントロール方法を学んでいく。 言語
コミュニケーション (a)言語の形成と活用
(b)言語の受容及び表出
(c)コミュニケーションの基礎的能力の向上
(d)コミュニケーション手段の選択と活用 (a)言語の形成と活用
具体的な事物や体験と言葉の意味を結びつける等により、体系的な言語の習得、自発的な発声を促す支援を行う。
(b)受容言語と表出言語の支援
話し言葉や各種の文字・記号等を用いて、相手の意図を理解したり、自分の考えを伝えたりするなど、言語を受容し、表出する支援を行なう。
(c)人との相互作用によるコミュニケーション能力の獲得
個々に配慮された場面における人との相互作用を通して、共同注意の獲得等を含めたコミュニケーション能力の向上のための支援を行う。
(d)指差し、身振り、サイン等の活用
指差し、身振り、サイン等を用いて、環境の理解と意思の伝達ができるよう支援する。
(e)読み書き能力の向上のための支援
発達障害のお子さまなど、障害の特性に応じた読み書き能力の向上のための支援を行う。
(f)コミュニケーション機器の活用
各種の文字・記号、絵カード、機器等のコミュニケーション手段を適切に選択、活用し、環境の理解と意思の伝達が円滑にできるよう支援する。
お子さまの興味や発達段階に合わせて、職員が意図を理解し応答しながら、遊びややりとりを通じて人への関心を広げます。表情やジェスチャー、視線などを使ったコミュニケーションを支援し、実際にものを見たり触れたりしながらことばの理解を深めます。歌やリズム、ゲームを通じて楽しくことばを学べる環境を提供し、日常会話や活動で新しいことばや概念を学ぶ機会をつくります。また、「貸して」「いっしょに遊ぼう」などのやりとりを練習する場を設け、職員が見本を示しながら支援します。
【児童発達支援】
・本児の興味、関心のある好きな活動やおもちゃを用意して発声しやすくなる環境を整え、職員がモデルを示すことで発語を促す。
・集団活動を通して他者に対して自身の要求を伝えることが出来るよう、簡単なハンドサインや「貸して」「ちょうだい」「いれて」などの言語表出をする環境を設ける。
【放課後等デイサービス】
・個別療育を通して様々な気持ちの理解や自分の気持ちの表出方法を職員と一緒に考える環境を作り、実生活で実践していく。
・集団療育を通して他児と関わる楽しさを知り、適切な言葉遣いや相手に伝わる話し方を習得していく。 人間関係
社会性 (a)他者との関わり(人間関係)の形成
(b)自己の理解と行動の調整
(c)仲間づくりと集団への参加 (a)アタッチメント(愛着行動)の形成
人との関係を意識し、身近な人と親密な関係を築き、その信頼関係を基盤として、周囲の人と安定した関係を形成するための支援を行なう。
(b)模倣行動の支援
遊び等を通じて人の動きを模倣することにより、社会性や対人関係の芽生えを支援する。
(c)感覚運動遊びから象徴遊びへの支援
感覚機能を使った遊びや運動機能を働かせる遊びから、見立て遊びやつもり遊び、ごっこ遊び等の象徴遊びを通して、徐々に社会性の発達を支援する。
(d)一人遊びから協同遊びへの支援
周囲に子どもがいても無関心である一人遊びの状態から並行遊びを行い、大人が介入して行う連合的な遊び、役割分担したりルールを守って遊ぶ協同遊びを通して、徐々に社会性の発達を支援する。
(e)自己の理解とコントロールのための支援
大人を介在して自分のできること、できないことなど、自分の行動の特徴を理解するとともに、気持ちや情動の調整ができるように支援する。
(f)集団への参加への支援
集団に参加するための手順やルールを理解し、遊びや集団活動に参加できるよう支援する。 事前に視覚的な手掛かりを使って丁寧に説明し、お子さまが安心して集団活動に参加できるよう支援します。少人数での体操やゲームなどの活動を通じて、社会性の向上を促します。またお子さまが自分や他人の感情を理解し、適切に表現できるよう、職員がモデルを示します。
グループでの協力やコミュニケーションを促す活動を通じて、他者との関わりや協力の重要性を学び、社会的スキルを育てます。お友達との遊びの場面では、職員が関わりながら同じ遊びに興味を持たせ、人との交流を楽しめるようサポートします。ごっこ遊びや共同遊びを通じて、社会性を育む機会を提供し、職員が遊びに参加しながら行動やことばのモデルを示します。
【児童発達支援】
・職員や他児との挨拶やハイタッチを行うことにより、視線を合わせて聞く姿勢をもつ。
また集団活動を行う上で、職員や他児の模倣をして他者に興味や関わりを持ち、人間関係の地盤を構築する。
【放課後等デイサービス】
・タイマーを使用して始まりの時間、終わりの時間等の時間の意識を持つ。集団療育や個別療育などの一斉指示を通じて先を見据えた行動を行い、相手の気持ちを尊重した言動を取ると共にその場面に応じた行動が出来るよう促し、習慣化する。 家族支援 ・個別療育や集団療育にて行った活動の内容を送迎時(お迎え時)や、写真付きでサービス提供記録にてお伝えします。
・6ヶ月に1回程度、モニタリングとは別で面談の機会を設け、保護者に共有していきます。
・個別療育の観察の機会を作り、保護者に対して支援のポイントや関わり方のフィードバックを行います。 移行支援 ・必要に応じて学校(園)に訪問し、児童との関わり方について情報共有、支援方針を計画します。
・事業所での様子を他事業所や相談支援に対し、訪問、電話等で伝え、日々の様子の情報交換を行います。
・学校(保育園・幼稚園)への送迎時、先生と学校(園)での様子や事業所での過ごし方の情報共有を行います。 地域支援・地域連携 ・関係機関で役割分担し、情報を共有を行います。
・連携会議を定期的に開催し、情報収集・役割分担に関して協議します。
・各関係機関の情報を基に、具体的な場面での関わり方や、困りごとに関しての提案やポイントを共有します。
・セルフプランの方には利用計画のコーディネートの中核を担う事業所の開催する会議に参画し、情報共有を行います。 職員の質の向上 ブロッサムグループ本部にて下記研修実施
・スタッフ研修
・専門職員によるスキルアップ研修
・虐待防止研修
・身体拘束適正化研修
・感染症対策研修
その他
児発管ミーティングにて他教室との情報・意見交換実施 主な行事等 ・季節の行事
・近隣施設や公園への外出活動